IT重説ってなんだろう ~社会実験に事業登録しました~ | 建築工房 零
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IT重説ってなんだろう ~社会実験に事業登録しました~

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こんにちは!

不動産事業部 高山です。

ここ何日か気持ちの良いお天気が続いていますね。

皆さまいかがお過ごしですか?

 

オンラインでできることの多さに驚かされる日々ですが、今日はIT重説についてお送りしたいと思います。

 

聞いたことありますか?

IT重説って。

こちら、正しくは「ITを活用した重要事項説明」って言います。

不動産の賃貸契約や売買契約をするときは、契約の前に宅地建物取引士による重要事項説明をすること・受けることが義務となっています。(不動産会社を介さずに当事者同士で取引する場合や宅地の取引でない場合など、一部当てはまらない場合もあります)

※「重要事項説明って何!?」の方はどうぞこちらへ(リンク:過去記事

 

これらは宅建業法という法律で定められているのですが、

 

必ず対面で」行うこととされていたんですね。

 

しかし2013年、世界的に高まったIT推進の動きに日本政府も対応する形で、様々な対面手続きのIT化を進めることとなります。

不動産の重要事項説明もその対象となり、賃貸借契約については約2年間の社会実験を経て、2017年からITを活用した重要事項説明が可能になりました。(リンク:国交省HP)

 

例えば転勤ですまいを確保しなければという場合など、これまではどんなに遠方でも、

交通費をかけて、時間もかけて重要事項説明を受けなければなりませんでした。

 

IT重説ではオンライン、たとえばテレビ電話やLINE電話、Skype、Zoom等で説明を受けることができますから、場所を移動することなく手続することが可能となったのです。

これはとても便利ですよね!

日程の調整もスムーズになったり、ご自宅なのでリラックスして説明を受けられるなど、他にもいいことがたくさんあります。

 

これまでは賃貸に限られていたのですが、いよいよ売買契約についても「IT重説」導入のための社会実験が昨年、2019年10月より開始されました。

 

建築工房零では、全社的にオンラインの良いところを取り入れて推進していこうということで、
オンラインでの打ち合わせやゼロゼロ査定を積極的に行っていますが、

このほどこちらの「不動産売買契約におけるIT重説 社会実験」の事業者登録もいたしました(売買事業者番号283)

 

実施については社会実験の為いくつか条件がありますが(アンケートの協力など)

外出のなかなかできない方にとっての大きな制約だった「対面のみ」という部分において、
ITを活用してご自宅にいながら重要事項説明を受けることが可能になります。

リンク:国交省HP)

 

今後もこのように、さまざまなところでオンラインの良さを活かせるような法改正が行われていくのでしょうね。

 

思えば、ポケットベルからPHS、携帯電話。携帯で検索ができるようになって、スマホ・・・と目まぐるしく変化しましたよね・・・公衆電話に並んだ学生時代が懐かしいです笑

 

ゼロノワ不動産では今後も、積極的に新しいことに取り組み導入する構えですが、

 

画面越しでも、直接でも、安心してお打ち合わせや契約ができるよう、変わらずに努めていきたいと思います。

 

おまけ:高山の一番好きな花です。

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