2020.1

ゼロダヨリ 2020年1月

あけまして、おめでとうございます。

おかげさまで、(株)建築工房零も16年目の新たな年を迎えることができました。300を超えるすまい手の皆さん、ともに施工して下さるつくり手の皆さん、そして多くのゼロファンの皆さまに、深く感謝申し上げます。 2020年最初のゼロダヨリは昨年同様、これまでの取材やラジオ番組、頂いたお手紙などから、印象に残ったものをご紹介させて頂きます。私たちの合言葉「零の家 暮らしを取り戻す。」で、どんな暮らしを取り戻したいのか。そのヒントが、この中に散りばめられているように思います。私たちは、こうした言葉を糧に、そしてその重責を胸に、今年も健やかな暮らしづくりに精一杯努力する所存です。どうぞ、よろしくお願い致します。

2019.10

ゼロダヨリ 2019年10月

eps.22 街角のベーカリーを訪ねて

9月中旬、北仙台駅から徒歩3分の場所にオープンした、カフェ&ベーカリー『Imagine(イマジネ)』を訪ねた。建築工房零が店舗改修工事を手掛け、内装を全面リノベーションした建物は、外装も店内も白で統一され、吹抜けからは光が差し込んでいる。ロンドンの街中に佇むベーカリーをイメージしたというその空間でズラリと並ぶパンやスウィーツだちを見ているだけで、頬がゆるんでくる。にっこり笑顔の快活な奥さんと、奥さんいわく職人気質なご主人。まるでジブリ映画『魔女の宅急便』に出てくるパン屋の夫婦のような二人が、個性豊かなスタッフと共に営んでいる。

2019.09

ゼロダヨリ 2019年9月

eps.21 猫と本と暮らす

天気のよい盛夏の昼下がり。近くの公園では、子どもたちが水浴びを楽しむ声が響き渡る。亘理郡山元町にある新興住宅街の家々の中でも、ひときわ目を引く、ブルーの外壁のS様邸にお邪魔した。 家に入ると、トトト…と軽い足音が出迎えてくれる。 2歳の猫のムーちゃんだ。ブリティッシュショ ートヘアの青みがかったグレーの毛並みと、太めのしっぽが特徴的だ。 お邪魔したとたん、足元にスツとすり寄ってくる。「お客さんが来ると、おりこうさんになるんだよね」と、奥さんがお茶目につぶやく。室内を彩るカラフルなガーランドや、テレビから流れる邦楽ロックが気分を高揚させてくれた。

2019.08

ゼロダヨリ 2019年8月

eps.20 あるのも探しで豊かに暮らす

長雨の続く中、束の間の晴れ間が出た7月のある日。青葉区双葉ケ丘の坂の上に建つS様邸を訪ねた。自然石敷きのアプロ ーチを抜けると、雑木林のような背の高い木々に囲まれたすまいが出迎えてくれた。 ここに住むのは、Sさん夫婦と、生まれて2ヵ月のRくん。趣味は登山と話す夫婦の家づくりの希望は、自然の中で暮らしたい、という思いだった。住宅街でありつつ、台原森林公園もほど近く自然も感じられる双葉ケ丘に居を移すことを決めた。「寝室からの景色が良くて!朝起きて窓からの景色を見る時間が贅沢なんです」と話してくれた。

2019.07

ゼロダヨリ 2019年7月

eps.19 つながりはアナログに

大崎市古川の住宅街の一角にある、斜めの袖壁と煙突が特徴的なAさんの家にお邪魔した。木々が彩るアプローチを通り、玄関ドアを開けると、ポプリの爽やかな香りが漂い、赤べこやタコを模したオブジェなどが出迎えてくれた。 Aさんの家づくりのきっかけは、お子さんの誕生によりそれまで住んでいたアパートが手狭になったことだった。「担当者との打合せが楽しくて」と語るご主人からは、打合せ中の思い出話が詳細に飛び出してきて驚かされる。「コンセントの位置や見た目へのこだわりは、私たちでは気づかないところ。隣の家からの目線を配慮した窓の取り方と植栽の植え方が嬉しかった」と奥さまは話す。

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