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(住宅誌インタビューより)

Lさん家族の要望「いつでも家族の気配が感じられる、アウトドアリビングがある住い」を建築工房零がカタチに。外の自然環境を味わいながら室内と一体的な活用ができ、空間的な広がりも感じられる、「内と外」がゆるやかにつながる空間に仕上がった。

「変わるものと、変わらないもの」の視点を設計アプローチの一つに置く零。「変わるもの」は家族の構成やライフスタイルと「モノ」の変化、「変わらぬもの」は太陽の動きや風の通り道といったその土地の持つ自然条件のこと。零はその二つの要素を考えた、しっかりした家をつくる。例えば変わるものとして、2階の「子どもスペース」。子ども3人がほぼ仕切りのないオープンスペースにそれぞれベッドを配し、寝起きしている。これは家族との繋がりを第一に考える同社の配慮。2階ホールには長机を設置、3人が並んで勉強する姿も。「必要になったら仕切ればよい。」可変性が高い零らしい提案に奥さんも喜ぶ。一方、Lさん宅の変わらぬものは、吹き抜けの窓から差し込む光や風。緻密に計算された軒の出や窓、建物の配置などにより、心地よい暮らしを実現させた。

DATA

敷地面積:75.46坪(249.96㎡)/ 延床面積:36.58坪(121.18㎡)/ 構  造:プレカット在来工法 / 設  計:江本智彦一級建築士 / 所  在:仙台市青葉区

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