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(住宅誌インタビューより)

栗原市某所、美しい田園風景のなかにCさんの住いがある。その日は零の定期点検と重なり、零の設計士や職人も訪れていた。「焼き芋ができたよ」と子ども達が気軽に職人に声をかける。「零のスタッフさんたちは本当に話しやすい。要望も余すことなく伝えられたと思います」とCさん。

C邸は約35年前暮らした家の建て替え。零はその家を見て、ライフスタイルや要望を丁寧に聞き取って設計に取り掛かった。「一部の部屋が暗くて湿っぽい」と不満だった以前の間取りからガラリと変更、すべての居室が自然光で明るいプランに。薪ストーブは夫Mさん、土間キッチンは妻Yさんの希望を反映。大屋根の下には車も入り、雨に当らずに食品庫やキッチンに食材が運べる、といった生活提案も存分に盛り込んだ。

使いやすさ、暮しやすさは環境や家族のライフスタイルなどによって異なる。それを形にするためには家族とつくり手側の親密なコミュニケーションがベースになるのだと、Cさん邸で改めて実感させられた。

DATA

敷地面積:557.88坪(1847.71㎡)/ 延床面積:53.92坪(178.63㎡)/ 構  造:手刻みによる木組み / 設  計:小野幸助一級建築士 / 所  在:栗原市瀬峰町

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