
暑いので「断熱」のお話を。

こんにちは。
梅雨明けはしていないようですが、連日暑い日が続きますね。
7/1~7/8は工事現場での労働災害防止のための「全国安全週間」です。
7月はまだ体が暑さに慣れておらず、熱中症になる人がとても多いそうです。
今朝は現場に塩タブレットを差し入れてきました。
ところで、熱中症は工事現場のみならず、事務所でも自宅でも起こりえます。
例年、熱中症を発症する人たちの40%近くが自宅での発症だそうです。
熱中症は「周辺環境」と「自身の体調や発汗・発熱」との関係で
体温調節がうまくできなくなり、熱が体内に籠ってしまうことに起因するそうです。
おうちは上記の「周辺環境」を作る大事なものです。
おうちの中が暑くなりにくければ、夏も快適に過ごせますね。
お客様とお話をしていると、皆さんが
「自宅の改修をしたいな」と思いつくときって
・冬寒い
・間取が使いづらい
・結露がひどい
・暗い
というのは比較的すぐ出てくるのですが
「夏暑くて」
とおっしゃる方ってあんまりいらっしゃらない感じがします。
「断熱改修」は冬の寒さだけでなく、夏の暑さの改善にも有効です。
おうちの断熱性能を向上させることで
暑い外気温が壁や窓から侵入しにくくしたり
エアコンを効率的に使うことができたりします。
それと併せて、日差しが直接室内に入ってこないような仕掛けを作ったり(グリーンカーテンとか!)
日陰で風が通る、半屋外のテラスなんかを作ってそこで過ごすのも気持ちがよさそうです。
「今年暑いなー」
と思ったら、家電量販店でエアコンを吟味するのも良いですが
おうちの作り自体を見直してみるのもお勧めですよ。
今月7/15(日)には「断熱と暮らし&資金計画」をテーマにした
毎回大好評の「すまいの設計塾」がございます。
新築をお考えの方も、改修・リノベーションをお考えの方も
是非、お出かけください。
きっと「なるほど」が待っていますよ。