2018.11.16

社員大工その2

お疲れ様です。
疲れてないけど。

毎日色々ありますね。がんばります。

先日、社員大工さんについて書きましたが、

社員大工増殖中


その続き。

写真は「弟子試験」の風景。先輩が後輩に教えてくれ、育ててくれています。
なんか嬉しい光景です。

  

先日のブログで大工さんの3つの方向性と書きました。

社員大工増殖中

これからの大工さんに期待する三つです。この三つは全部目指してもいいし、このうち一つ、あるいは二つを目指しても良い、と説明しています。あくまで会社や私からの期待です。

1
構造を理解できる大工。

現在の木造住宅業界は、設計者は構造図面を描かず、プレカット工場かパソコンが自動で描いてくれます。
大工さんは建て方当日に初めてプレカット工場から送られてきた木材を見る。
そしてそれを組み立てていくだけです。

ですから、構造を理解できる、仕口や組手を加工できる人がどんどん少なくなっています。

2×4やパネル工法は厳しいかもしれないけど、
木造軸組工法はある程度、構造を直したり変更したりして生活の変化に対応したリノベーションをすることができます。
しかし、構造を理解して手を加えられる大工さんが先ほどの理由で少なくなっています。
ですので、梁を補強して柱を抜いたり、間取りを変えたりすることが困難で、
物理的にはまだまだ使える家も、生活の変化に対応できずに解体されて建て直しされるケースが増えてしまいます。

ですので、零では構造に手を入れることが出来る大工さんを期待して育てています。
いまやプレカットが全盛なので、手刻みで構造を加工するなんて必要ないと言われますが。

そんな大工を目指して修行を頑張ってくれている弟子たちに感謝と尊敬です。

残り2つの方向性は長くなりそうなのでまた今度。

おしまい。