
WEB打ち合わせ、始めました。
お疲れ様です。
疲れてないけど。
オノ@ゼロです。ヒゲメガネです。
というわけで、私は零とアオバクラフト、二つの社長をやっているわけですが、
アオバクラフトで先日、家づくりのお客様とweb打ち合わせをしました。今話題のZOOMです。
ZOOMは青森設計室を立ち上げた2年以上前に福井室長と会議をするのに取り入れてました。
しかしその後、あんまり使ってませんでした(笑)
緊急事態宣言が全国に発令され、web打ち合わせだけでなく、
在宅ワークを全社でやることになったわけですが、
久しぶりに使ったら「こんなに便利だったんだ!!なんで今まで使ってなかったんだ!?!?!」
ってくらい便利です。。
二つの会社の朝礼に全部出るのは物理的に大変。
なので今や、朝礼は全部ZOOM です。
今まで朝礼に参加できなかった社員大工たちも全員参加できます。
社内だけでなく、同友会やSMIなど、所属している団体の会議も全部ZOOMです。
おかげて会議は移動時間が少なくて効率が上がりまくり。
最近は話題のZOOM 飲み会も多いです。
やってみて思うことなんですけど、今まで色々理由つけてやらなかっただけなんですよね。
同友会の理事会でもweb会議は何度も提案していたんだけど、何回も却下されてましたし😎
実際に自分の会社でもしばらくやめて青森設計室とは音声通話で会議してました。
クロームリモートデスクトップも始めたので、事務所に来る必要がほとんどなくなりました。
実際に昨日は自宅からアオバの事務所にリモートアクセスして三次元CADでプランを描き上げました。
ちなみに私の在宅勤務環境はこんな感じで和室に即席で作りました(笑)
これってすごい社会改革だと思います。
支店展開を進めてましたが、支店間のコミュニケーションが課題でした。
住んでいる場所と支店振り分けの通勤の課題もありました。
しかし、これで社員全員在宅勤務でも問題なく仕事が進むことを確認できました。
東京の大学時代の同級生もみんなコロナで在宅勤務。
会議もZOOM でスムーズで逆に会議時間が短くなり会議の数は良い意味で増えたとのこと。
通勤時間もないので効率もストレスも改善。
もはや東京に住む必要がない!とまで言ってます。家賃高いので地元帰ろうかな、って。
コロナで大変だけど、社会は物凄いスピードで変わっている。悪いことだけでもない。
でも、こうなると会社の理念がものすごく重要だと改めて思いました。
物理的な場所がバラバラでもコミュニケーションが取れる。そして各人が自由に動ける。
そこで必要なのがみんなで何を語り、どうやってどこに行くか行きたいのかのベクトル合わせをすること。
だから、どこに行くかっていう理念(志)がないとみんな進方向がバラバラになり空中分解してしまうかもしれない。
もう一つ。
外出自粛で家にいるので、みんなが展示場や見学会に来れない。
みんな家でスマホを見ている。
車が好きな人は車のインスタ。
サッカーが好きな人はサッカーのDAZN
家に興味がある人は家に関するピンタレストやYouTube。
そうなると、ウチみたいに総合展示場に出店していない会社でも、
今まで届かなかった人たちに自分たちの家づくりや暮らしづくり、その思いを届けるチャンスは増えている。(と思う)
そうなると、実際に中身が重要かと。
キッチンの説明をネットで流しても、それはキッチンメーカーの情報であり、
そのメーカーを扱っている工務店ならみんな共通の話。工務店からの情報としてはあまり意味がない。
そこにどんな思い(理念・志)で家づくりをしていて、その思いがどのような家のカタチに現れているか。
どんな家族や暮らしの姿のためにどんな設計哲学でどんな間取りや素材を使っているのか。
そのストーリーが無ければいくらインスタやピンタレストなどのインターフェイスがあっても意味がない。
伝えるものがあるかないか。
そこがこれからの企業の明暗を分けるのかも。
デジタルが進めば進むほどアナログ(想い、理念、志、哲学・・・)が重要になる。
そんな風を感じています。
これからの業界も社会もおもしろい。おもしろくなる。
コロナで大変だけど、そんな未来にワクワクしてます。
おしまい。
代表取締役社長
一級建築士 小野幸助
消費型の家づくりと化石燃料依存からの脱却を志し2005年に(株)建築工房零を設立。以来、社是「地球と暮らそう」を具現化する事業を、自然素材と自然エネルギーを利活用する家づくりを中心に展開。震災後更に、自然エネルギー推進活動に全力で取り組んでいる。
