Q. なぜ自然素材を使った家づくりをするの?

Q. なぜ自然素材を使った家づくりをするの?

Q. なぜ自然素材を使った家づくりをするの?

A. 無垢の木の家に暮らすと、木部の色の変化が楽しみになります。
時の経過とともに、外部はシルバーグレーに、内部は艶やかな飴色に深まっていきます。それはまるで、毎日の家族の時間を映し出しているようです。
「無垢材」とは、丸太から切り出したままの自然な状態の木材のこと。それに対して「 集成材」は、薄くした木板を接着剤で張り合わせて、柱や板状にした木材のことを言います。集成材は、無垢材に生じやすい“反り”や“割れ”を防ぐことができる反面、“木”本来の特性である、あたたかさ、調湿性、強さ、そして深まりを増していく美しさを損ねてしまいます。
私たちは、この違いを、“フライパン”を例にとってご説明しています。テフロン加工を施したフライパンと鉄の中華鍋。テフロン加工のものは、プレヒートしなくても、食材がくっつかず、手入れも簡単です。一方で、鉄の中華鍋は、プレヒートしないとくっついてしまう上、使ったあとは洗剤を使わず洗い、薄く油を引いておかないと錆びてしまいます。でもどうでしょう。たとえ傷が付いたとしても、長く愛用できるのはどちらのフライパンだと思われますか?
私たちがつくる零の家は、鉄鍋と同じ、手入れのできる無垢の家です。傷が付いたからといって、流行がすたれたからといって使い捨てるような家ではありません。使うほどに、美しさが深まり、家に対する愛情がずっと続く家なのです。
その他にも、壁の仕上げは、漆喰や珪藻土といった自然素材を活用した塗り壁を標準仕様にしています。クロスであっても、エッグパルプという、卵の殻を活用したものを活用しています。それらは、無垢の家との相性がよく、毎日快適に過ごすのに適していると思うからです。年に数回開催しているイベント「素材えらび教室」で、さらに詳しくお伝えしていきます。


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