
ハザードマップの重要性~台風19号
不動産事業部 高山です。
この度の台風19号で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早くこれまでのように暮らせるよう願いますとともに、私たちもできることを考え、行動していきたいと思います。
お困りの方、例えば被災されて当面の住居の確保に困っていらっしゃる方など、私たちでも何か力になれることがあるかもしれません。
いつでもご相談ください。
9月に猛威を振るった台風15号は強風による被害が多かったのに対し、今回の台風19号は、豪雨による水害が甚大な被害をもたらしています。
河川の氾濫や、堤防の決壊、なかでも阿武隈川は連鎖的に決壊してしまったことで被害が大きくなったとも報道されています。
また、特に今回大きく報道されているのはタワーマンションの被害。
「どこまで補償が受けられるのか」であったり
「管理会社の責任ではないのか」という声も聞こえてきます。
大変ですよね・・・お気持ちわかります。
マンションの一室を所有していたとしても、立派な「所有権」。
戸建のご自宅に被害があった場合と、原則的には何も変わりません。
※管理会社等に明らかな過失があった場合などは除きます
保険対応(管理会社の保険を使える場合もあるようです)できるものなら補償されますが、
それは契約内容および特約内容によります。
共有部についても、多くのマンション等では修繕費の積立をされていることと思います。
「所有者みんなの持ち物」だから、それぞれでお金を出し合うわけです。
所有というのは権利ですが、そこには何かあった場合のリスクもあるのです。
今回の台風被害で、ハザードマップをしっかり確認することがどれだけ大事なのかということを改めて認識した方もいらっしゃると思います。
以前にもお伝えしましたが、仙台市では今年ハザードマップを更新しています。
お住まいの地域のハザードマップを今一度見直すことや、
これからお住まいを新しくすることをお考えの方についても、ハザードマップを含めた情報をしっかり確認することがより一層重要になってきます。
今夜から明日にかけても雨予報、とても心配です。
土砂災害などは、豪雨の何日か後に発生することも少なくありません。
「うちは大丈夫」と思わずに、十分な備えをしなければと思っています。
皆さまも、どうか引き続きお気を付けください。