
ゼロノワ不動産研修②
こんにちは。ゼロノワ不動産 高山です。
零とアオバクラフト、二社で9名の新入社員を迎えての不動産研修レポート、第二回です。(第一回はこちら)
講義も4時間目となり、そろそろ疲れも見えてきたかな、と思いきや、まだまだ元気な新入社員たち。
この時間は「理科」。不動産を取り扱う中でもとても重要な「境界」について、説明しようとしたところ・・・
Kくん「あ、きょうかいってそれですか!」
1~3時間目でも「境界」という言葉は出ていたのですが、彼の脳内では「教会」をイメージしていたらしい笑
そういう純粋なお話が出てくるところも、やっぱりリアル開催ならではだなーと、嬉しくなりました。
境界の話題から、「土地選びで大事なことってなんだろう」を考える場面も。
どうしたらトラブルを防止できるのか、というテーマの中で、やはり「自分は」「お客様は」つまりその土地を買う人が、なにを望んでいるんだろう? ということをどれだけ理解できているかが最重要であると学ぶことができました。
高山「小学校が目の前の物件。みんなはどうですか? いい物件だと思う?」
Tくん「思いません」
高山「なぜ?」
Tくん「疲れているとうるさく感じるかもしれないから」
高山「そうだよね、子どもの声って苦手な人も多い。じゃあほかのみんなは?」
Rくん「いい物件だと思います。通学させるのに安心」
高山「お子さんの通学路の安全を重要視していたらそうなるよね」
こんな風に、誰かにとってはいい物件、望んでいる条件でも、別の誰かにとっては避けたいかもしれない。
だからこそ望んでいることをしっかり伺うことが大切。
高山「よし、じゃあKくんが土地買うとして条件言ってみて?」
Kくん「近くでお買い物できてー」
高山「うん」
Kくん「広くてー」
高山「うんうん」
Kくん「仙台市内がいい」
高山「ほう」
Kくん「坂は嫌。」
高山「おー。仙台市内で平坦な広い土地ご所望。ご予算は・・・?」
Kくん「・・・2,000万くらい?」
高山「あ、意外と出せるんだ笑」
仮にKくんくらい予算があったとしても、仙台市内で広くて利便性もよく、しかも坂がない土地となるとパッとは出てこないかもしれないですね。
お買い物はどうしても近くじゃなきゃだめかな。広さと利便性どっちが重要って言ったら、どっちかな?
仙台市内は譲れない・・・と。じゃあ、坂はどこまでなら許される? 平坦なら目の前の道路は少し狭くても大丈夫?
たくさんある「希望」や「いやなこと」は、人それぞれ優先度含めて違っているので、万人が思う「いい物件」ってないのかもしれないよね。ということを一緒に学びました。
座学をみっちり4時間・・・全員で「いただきます」の挨拶をして、待ちに待ったお昼ご飯タイム!
午前中の研修に参加してくれたアドバイザー課のスタッフ・力間さん(零スタッフのインスタにたびたび登場♫)からいただいた美味しいおやつも♩
満腹になったところで、午後も頑張るぞ!
続きをお楽しみに。