
お盆にぜひ、話題にしたいこと
こんにちは!
ゼロノワ不動産の高山です。
一部エリアを除いて今日からお盆ですね。
夕方に迎え火を焚く準備をされている方もいらっしゃるでしょうか。
一年に一度ご先祖様が帰ってくるのにあわせ、ご親族で集まる予定もあるかもしれません。
久しぶりに会う親御さんや兄弟たちと、近況を報告しあったりお酒を酌み交わしたり・・・
ご実家で過ごされるそんな楽しい時間、どこか懐かしい時間の中に、ぜひ話題にしてほしいのが
「相続」のことです。
「えっ、話題が重くてちょっと話しづらい・・・」
そう思われる気持ち、わかります。
日本人の多くがお金にまつわることをあまり話したくない、どこかタブーだと言ってもいいくらいの感覚を持っていて、親子や兄弟などの近い血縁関係においてもその傾向があります。
ですが、ご相談に見える方の中には「もっと早く、親が元気なうちに話しておけばよかった」「きっと兄弟も同じ考えだと思っていたらまったく違っていて、こじれてしまいました」という方が本当に多い。
「そんなにもめるような財産ないし・・・」
という方も多いんですが、実際に相続でトラブルになるのはいわゆる「相続税対策をしなければならないような富裕層」だけではありません。(リンク:国税庁HP)
対策や相談をせずに相続することになった不動産が処分に難儀する物件だとわかり、その取り扱いで意見が合わず、兄弟で押し付けあうことになってしまった・・・などのケースも少なくないのです。
「プラスの財産をどのように分けるか」ということでのトラブルを皆さん想像しがちですが、「マイナスになり得る財産を相続したらどうするのか」についても考えなければならないということです。
なので、話しにくくても、いや、そういうことだからこそ。ぜひ、日常的に話題にしてほしいと思っています。
ご姉妹で空き家になったご実家について頻繁に話し合い、早い段階でご相談いただいたことで解決したケースも以前の記事で紹介しています。
実家を今後、どうする?
あの畑ってだれか引き継ぐことができるんだっけ?
そもそも売ったらどのくらいになるんだろうね?
その話題が日常的になるための第一歩として、お盆休みなどはちょうどよい機会と言えます。
少しでも知りたいことが出てきたあなた、どうぞゼロノワ不動産へお問い合わせください。
皆さんでそうしたお話ができているのを見たご先祖様も、きっと安心するのではないでしょうか。
おまけ:こちら、売却の相談をいただいた空き家を現地調査に行った時の出会い。
指の先ほどのサイズで可愛らしい。
ちなみにこのときの高山は塀と塀の間の水路に落ちないようにぷるぷる頑張りながら撮影していました。