
道路に接していない!?①
こんにちは。
ゼロノワ不動産こと不動産事業部 高山です。
秋ですね。でもまだまだ暑い日もあり、先日は現地調査で一気に9か所蚊に刺される体験をしました。
この時期、蚊のほうも必死なんですね。
不動産の調査は、インターネットでの下調べに始まり、現地調査、役所調査が基本です。
インターネットや現地で調べたことを確かめるために役所に行ったり、
逆に役所で得た資料と現地の状況があっているかを確認したりします。
詳細な調査になれば、複数回足を運ぶことも少なくありません。
先日、とある場所の調査依頼があり、田口リーダーとともに現地の調査を行いました。
事前にインターネットで取得した図面等を手に、「ここがこの境界だね」などと
間口を測ったり、隣地との高低差を調べたり。
いろいろ資料に書き込みをし、裏付けも兼ねて後日役所に赴きました。
調査項目はどれも重要ですが、とりわけ大事な調査が
「道路」「境界」「上下水」です。
これは、間違いがあったりするとのちにトラブルになりやすいものです。
そのうち、「境界」に関しては市区町村の役場というよりは法務局で取得した図面等と現地の状況から調べるしかないのですが、
「道路」や「上下水」に関しては、公道や公設の配管については役所に図面が保管されていることが多いです。
役所や役場によって違っていて面白いなと思うのが、これらの資料を取得するための代金の設定です。
そりゃあもう様々で、無料の自治体もあれば、コピー代で1枚10円のところ、とっても立派な図面の写しをいただき700円のところもあります。高級!
スマホで写真撮るのも、OKなところとそうでないところがあって、実に面白いです。
小銭の用意は必須です。笑
さて、先述の土地についても、道路の幅員などの情報を得るため役所へ「道路台帳」の取得に行きました。
位置図を担当の方に提示して、台帳を出していただきます。セルフの役所も多いですが、わかりにくいときは窓口で尋ねます。
「こちらの場所ですね」と、それらしき図面が出てきました。
ああ、確かにこんな形の道路だったな。道路の地番も合っていて・・・ん?
「調査対象地はこの地番なんですが・・・記載がありませんね?」
なんと、現地ではどう見ても道路に接していたのに、台帳にその記載がないのです!!
・・・②に続きます。
おまけの写真は、秋らしい夕暮れの写真です。
最近仔猫を二匹家族に迎えたんですが、そのうちの一匹に「すすき」と名付けました。かわいいです。