| (1) まずは、お世話になっている製材所さんへ |
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(2) 2階の事務所で美味しいコーヒーを頂きながら |
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今回の“金山杉の里ツアー”は根曲がりの太鼓梁材などでお世話になっている、山形県最上郡の柿崎製材所さんからのお誘いを受けて実現しました。
参加者は、ゼロメンバー8名と同じ木材屋さんの常松さんの9名です。
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冷え込みの厳しい朝7時にレンタカーに乗りこみ一路山形県最上郡戸沢村にある柿崎製材所さんへ。
10時頃には到着し、若き社長さんに金山杉のこと、林業のこと、工場のことなど様々教えて頂く。現場で伺う話にはやはり説得力がある。
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| (3) 敷地内にストックしてある木材を案内してもらう |
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(4) 工場での作業を見学させてもらう |
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柿崎製材所さんでは、常時70~100棟分ほどの木材をストックしているそうです。金山杉は、80~100年の長期育成での伐採を基本としているため、80年より若い木は入ってこないということです。3世代4世代と長期的な山づくりが行われてきた証なんですね。
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こちらの工場は、すべてがオートメーション化された近代的な施設というよりは、人の体温を感じられる良さがありました。大きくて最先端のもの。小さくて昔ながらのもの。それぞれの良さとそれぞれの味わいがあります。
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| (5) 築100年をこえる民家でお昼ご飯 |
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(6) 板そばを喰らう |
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さて、お昼の時間となり車で金山町の中心街へ。地元のとうちゃん・かあちゃんが、築100年を超える民家の一部を改装して開業した「そば処 早々」へ。この暖簾のをくぐると、ずっと奥まで通り土間が続いており、それに沿って並ぶ部屋のひとつへ靴を脱いでお邪魔しました。
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頼んだのが、この板そば。卵焼きと山菜のお浸しも付いていて美味しかった!機会があれば是非立ち寄って見て下さい。温かい山菜そばも美味しそうでしたよ。ちなみに、常松さんからごちそうになっちゃいました。ありがとうございました。
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| (7) 金山型住宅と美しい街並みを散策する |
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(8) 百年の景。 |
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昭和61年から「街並み(景観)づくり100年運動」がスタートし、地元の金山材を使い、切妻屋根、下見板と白壁を特徴とした金山型住宅が増えてきました。さらにこのような金山型住宅を新築する場合に助成金を出すなど町ぐるみで林業の振興に取り組んできたのです。
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「観光よりも暮らしという言葉が似合う人口7,000人の、小さな山里です。自然と、季節と、人。それがおもてなしのすべてです。」こんな言葉が、散りばめられたポスターを見つけました。ゼロがつくっている家も、そうありたいと思っています。
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| (9) いざ!伐採現場へ!! |
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(10) 倒す方向を見定めるまなざし |
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もう伐採しないといけない杉の木は、先のほうが丸くなっているんだそうです。それに対して、若くてまだまだ育つ木は、上に向かってとんがっているらしいです。
山で働く人たちは、想像よりも穏やかで、笑顔で迎えてくれました。
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さて、いよいよ伐採です。まずは、倒す方向へ視線を向け見定めます。次に、頭を下げ股の間を覗き込むように、木の根元を見つめ、切り込みのラインをイメージします。この動作を3回ほど繰り返し、ようやく次の行動へ。決まった所作を忠実に繰り返す。プロの仕事を感じます。
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| (11) 樹齢80年の杉の木に刃が入る |
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(12) 倒れるぞ~!! |
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気負うことも、急ぐこともせず、ただ淡々と木の根元にチェーンソーが入れられていきます。
切り口を何度も確認する様子は、まるで、樹木に話しかけ、呼吸を合わせているかのように感じました。ある意味、自分よりも先に生まれた先輩ですから、それなりの礼節が必要なのかも知れませんね。
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た・お・れ・る・ぞー!!!なんてことは、誰も言いません。でもみんな心の中では叫んでたはず。
でも、想像したほどの迫力はなく、しなやかでゆっくりと倒れていき、静かにやわらかく着地した、そんな印象でした。
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| (13) なぜ、冬に伐るのか |
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(14) 金山杉の良さとは |
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ところで、なぜこんなに寒い時期に伐採するのか。それは、冬は樹木の代謝が落ちている、いわゆる休んでいる状態のため。水分が少なく、軽く作業性が良い他、樹皮が剥けにくく傷もつきにくい。乾燥もしやすくカビや虫がつきにくいといった理由があります。夏場は、つまりその逆です。
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日本三大美林の青森ビバ、秋田杉、木曾桧、秋田杉。金山杉は秋田杉の地域品種とされ、年輪が緻密で、木肌が美しく、温もりと優しさを感じられる木材として高い評価を受けています。それはもちろん品種が良いからだけではないことは、言うまでもありません。
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| (15) 様々な手を経由する山の仕事 |
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(16) 山の仕事人たちと、私たちのやるべきこと |
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木材が届くまで様々な人たちの手を経由します。山元(所有者)→山守(育てる人)→造材(伐採する人)→運搬(運び出す人)→製材(木を製材する人)→場合によって建材屋さん→大工さん。現場を見ることによって、木材一本の重みが全く変わってきます。感謝・感謝です。
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山の仕事人たちは、カッコ良かった。でも、概して高齢化が進んでいるのも事実のようです。伐らなければならない森がどんどん増えていき、木を伐り、育てていく人はどんどん減っていく。国産材自給率はまだまだ20%代。この状況下で私たちにできることを、改めて考えさせられる機会となりました。
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柿崎製材所さんはじめ、山の仕事人の皆さま。ありがとうございました。常松さん、ごちそうさまでした。
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