株式会社 建築工房 零

零 Zero



零の志し

零の志し

株式会社 建築工房 零
仙台市泉区南中山4-3-16
(tel)022-348-2925
(fax)022-348-2926
http://www.zerocraft.com

せっかくなので近くにある自然のもので家をつくります

むかしの家は木と土と紙でできていました。
それも近くの山などにあるものを使うのが普通でした。
近くにあったものが、良い材料だから使っていたのではなく、地域で建てられる家はすべて、近くの材料を使い、近くに住んでいる職人さんと一緒に建てるのが当たり前だったのです。そうして建てられた家は、気候・風土にあった、暮らしやすく丈夫な家であったのです。

こうした当たり前の家づくりが、今は出来なくなってしまったのでしょうか。答えは、ノーです。できなくなったのではなく、しようとしなくなっただけなのです。

私たちは、本当にいい家・真に豊かな暮らしをつくるために、近くにある自然のものを使うことを選択します。そのために生産側(山)、製材・流通などの業界側、そしてエンドユーザーである建て主さん側に対する様々な働きかけと、設計・施工上の工夫をしていきます。そして、こうした家づくりが、建て主さん、業界、地域、さらには地球全体にとって幸せをもたらすものであることを知って欲しいと願っています。

せっかく家をつくるのなら、家族ために、地球のために、近くにある自然素材でつくるのがいいと思うのです。


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できるだけ地元の木を使い森を活性化させる家をつくります

家をつくるのに最も多く使う自然のものは、木材です。
しかし現在の、国内木材需要の約80%が外国から輸入されており、近くにあるどこらか、遠く海の向こうから、大量の燃料を費やし運ばれてきます。
また、木材といっても、合板や集成材の新建材が数多く流通しており、木本来の特性を活かした「無垢の木」をつかった家づくりはあまり多くはないのが現状です。

果たして、なぜでしょうか。日本には使える木材がないのでしょうか。木材を切り出すことは本当に自然破壊につながることなのでしょうか。

これもまた、答えはノーです。
その逆で、日本の森はいま、木を使われないことで荒廃が進んでいる状態なのです。

日本の国土の約67%は森林です。これは、カナダよりもアメリカよりも多く、森林大国であるフィンランド、スウェーデンと方を並べるほどの数値です。そして、その森林の約41%が人工林です。この事実にも驚きを隠せませんが、戦後の街の復興、そして成長のために建築材の需要が高まり、多くの木が伐採された結果、各地で針葉樹の人工林化が進んだのです。こうした犠牲にもかかわらず、外材ばかりを使っていたことで、日本の林業は衰退し、過密に植えられた人口の森は必要な手入れもされないまま荒廃が進んでいるのです。また日本へ安く木材を輸出するために地球上のあちらこちらの森が消滅していることも事実です。

私たちは、なるべく地元の木を使うことが、世界の森を守ることにもつながっていると考えています。そしてそれが、家づくりをするものとしての未来に対しての責任であり、「まず、やれること」なのだと考えています。


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消費社会はキライです大切に住み継げる家をつくります

今の日本の家の平均寿命は、26年と言われています。それに対して、家を購入するために組むローンは、35年が主流になっています。つまり、全額支払終えるまで、家が“もたない”という、なんとも悲しい実情です。

私たちが考える家づくりは、「消耗品ではなく、住むほどに育ち、価値を増す家」です。しかし、何もせず、50年、100年もつ家はありえません。どれだけ良い材料を使い、どれだけ高い技術をもってつくった家でも手を加えることは必要なのです。(多額のお金をつぎ込めば可能かもしれませんが、現実的ではないので言い切ります)ならば、どうしたらよいのでしょう。私たちは、こう考えます。
まずは、100年以上持つ丈夫な骨組みを手に入れましょう。
その上で、20年後、50年後、70年後と、愛情をもった手入れ、変更を加えることを前提とした家をつくりましょう。そうすることが、いい家を親から子へ、子から孫へと住み継ぐための秘訣でもあり、経済的に賢く、環境的にやさしい選択であると思うのです。


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構造が顔に出る素直でカッコいい家をつくります

「必要なものほど美しい」、私たちはそう考えます。見た目のデザインのためだけに、不必要なものを使い取り繕うのはあまり好きではありません。家にとって最も大切なものは骨組みです。
この骨組みを、程よくデザインに取り込んだ構造美こそが、美しい家の大きな要素だと考えます。
流行の衣装や化粧で飾るのではなく、内面からにじみ出るような「美しさ」と「力強さ」は普遍的であり、いつの時代にも評価されるものであると思うのです。


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中身を隠さない正直で合理的な家をつくります

“構造が顔に出る家”は、隠しごとができない家だと言えます。使っている材料、職人たちの腕、
設計者の技量が、見て取れる正直者の家です。私たちは、正直な家の良さは、「いい材料でしょう!いい腕してるでしょう!」というような自慢や自己満足のためとは思っていません。
正直な家は、不具合が出た時も正直にその姿を現します。それは悲観すべきことではなく、むしろありがたいことなのです。そう、手入れすべきことが一目瞭然であり、その手入れをすれば不具合は解消できるのですから。切り傷の血は自分で止められますが、体の中で起こった異変は、自分ではおろか、お医者さんでも手術しないと治せません。もし、発見が遅れるようなことがあれば取り返しの付かないことにもなりかねないのです。
人も家も、正直が一番です。

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小さくても大らかに暮らせる家をつくります

「大きな家でのびのび暮らす」確かに憧れますね。「家は大きいのに窮屈で…」そんな声も、良く聞こえてきます。「大きい→のびのび」が当たり前なのかと思えますがそうでもないようです。私たちは、土地が広くても狭くても、家は小さく小さく設計することを心掛けます。この作業は、たまった書類を整理していらないものを捨てるのと同じで、本当に必要なものを残し、はっきりさせることで仕事の効率を上げるのに有効な方法です。家づくりも同じです。「取り敢えず部屋数は多く、広めで…」こんな感じの家づくりでは、無駄な部屋があったり、逆に大きいのに窮屈な家になったりするのだと思います。なぜその部屋が必要なのか、その部屋でどう使いたいのか、将来的には家族のどういう変化が考えられるのか、そうした根っこの部分をしっかりと検討した上で設計を行ないます。本当に必要なものが納まるだけの必要なスペース作りこそが、無駄のないそして快適に暮らすために大切なのだと考えます。
みなさんのお住まいにも、タンスや押入れの肥やしならともかく、納戸と化してしまったお部屋はありませんか?


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欲しいけど買えない家はつくりません欲しいがかなう家をつくります

「自然素材の家」「木組みの家」という響きには、どうも「高価な一部分の人たちのための家」といったイメージを抱かせる傾向があるようです。確かにそうした業界の現状も否めません。しかし、「木組み」を嗜好品と捉えるならばそうした現状も妥当なのかもしれませんが、人が生活をするためにつくる建築物として、科学的に客観的に判断し「いいものである」と捉えられた場合、やはり、なるべく多くの人に提供できるものであるべきだと考えるのです。

私たちは、本当にいい家を、若い人達でも立てられるものにしたいと考えています。むしろ、若い人達だからこそ、いい家を建て子供、孫の代へと、その価値観とともに住み継いで欲しいと願うのです。しかしそのために必要なことは、必要な手間を省くことによる合理化ではありません。それは合理化ではなく、本質を見失うことがもたらした損失であると考えます。合理化とは本来、1+1が3になる工夫であるべきで、1を得るために2を失っては、結果として−1になってしまうのです。

私たちは、1+1が3にも4にもなるようなアイディアと工夫に常に取り組みます。そのために、昔の家づくりを学ぶとともに、素材も道具も技術も進化した現在における最良の家づくりを求めて行きます。

いいものは、みんなのものであるべきです。


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ゆずれない場合もありますでも、最後には後悔させない家をつくります

家づくりには、多くの人が関わります。建て主さん、建て主さんの家族、設計者などの技術者、
大工さん、左官屋さん、屋根屋さん、建具屋さん、基礎屋さん、電気屋さん、水道屋さん、設備屋さん、サッシ屋さん、塗装屋さんなどの職人さん。みんなの目的はひとつです、「いい家を建てたい」。そうでなければ、私たちの考える「いい家」は建ちません。そのために、意見を交し合い衝突することもあります。「元請け」「下請け」は関係ありません。分野は違えど、専門知識と経験を持つ、同等な立場のプロフェッショナルです。そうして高めあい、分かり合い、目的へと向かっていくのです。

もしかしたら建て主さんとの打合せの席でも、そうしたことがあるかもしれません。もちろん建て主さんの要望を受け付けないという意味では全くありません。その要望の根っこを掘り下げ、想いを叶えるための方法をご提案するのが私たちプロの仕事だということです。建て主さんから伝えられたまんまの家が出来上がったとしましょう。しかし、建て主さんはあまり満足していないようです。でも、オーダー通りです。建て主さんは、やり場のない悶々とした気持ちで新しい家で新しい暮らしをスタートさせることになります。一体誰に責任があるのでしょう?それは、間違いなく設計者の責任であると言えます。

私たちは、お引渡しの時に、そして30年後、50年後、100年後に「いい家だね」と言っていただけるような家づくりをしたいと思っています。そのための、ぶつかり合いは恐れません。むしろありがたいことだと考えています。
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