株式会社 建築工房 零

零 Zero



プレス情報

豊かな齢を迎えた世代の情報誌「豊齢Pal」創刊号



森の再生。自然サイクルへの回帰。


日本の原風景のひとつといえる「里山」。集落や田畑の近くにあった雑木林は、薪をとったり木を
伐って炭焼きをしたり、人々の生活に生かされ、そして守られていました。

森には守人がいました。下草刈り、除伐、ツル切り、間伐。丹精して森の木々を守る人たちがいました。
しかし、安価な輸入木材や石油など化石燃料の普及で国産材の需要が激減。森から、守人の姿が消
えてしまいました。そして森も、その姿を変えました。
 
建築材としてスギ、ヒノキ、アカマツなどが重用される日本では、針葉樹が山を覆い、広葉樹との混交林
だった森が大きく様変わりしました。四季の彩りを失った森。落葉が幾重にも重なりできた腐葉土層と、
森の樹木が果たしてきた役割―――例えば、自然のダムとしての機能、水の浄化、土砂崩れを防ぐ
役割も失いかけています。

今、先進国では「バイオマス・エネルギー」への取り組みが環境テーマとなっています。化石燃料を
再生可能なエネルギーに代替するために、森林の樹木や落ち葉、麦わらなど、生物体を構成する
有機物をエネルギー資源として利用する考え。EUでは、既にエネルギー計画にきちんと組み込まれ
ているにもかかわらず、日本ではまだ耳新しい言葉です。

森を再生することは、自然サイクルの再構築ともいえます。
私たち建築工房「零」は、宮城県産材でつくる「木が香り立つ家」にこそ、
自然サイクルに溶け込んだ家づくりがあると考えます。



▲ページ先頭へ戻る


CopyRight(C)2006 Zero.inc All rights. reserved.,