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来場者アンケートの集計結果についての、担当者およびご説明コメント一覧
Q2 今までに、零の見学会やワークショップに参加したことがありますか?
(担当者コメント)
今回の内覧会は、約1ヶ月間の開催ということもあり、本当に多く方々にご来場頂きました。
その中でも、いままで零の完成見学会やワークショップに参加したことのない方々との新たな出会いも多くあり、
とても嬉しく思っています。
これからも見学会やワークショップなど、いろいろとご案内させて頂きますので、ぜひ、ぜひ、ご参加下さい!
Q3 今回の内覧会で、特に興味のあるものは何ですか?
(担当者コメント)
9択でお答えいただきましたが、パーセンテージの数値だけを見ると結構ばらけた印象があります。
でも“複数回答可”でしたので、おそらく「人によって興味のある内容がばらばら」ということではなく、
「あれもこれも興味がある」と思っていた方が多かったのでは?と、分析しています。
この結果はある意味で、零に対して皆さんが求めていることでもあると思うので、
こうした声に、きちんと応えていきたいと改めて思っています。
Q4 建物について良かったところ、好きなところをお書き下さい。
(担当者コメント)
ご紹介させて頂いた記述も含めて、とても嬉しいお声をたくさん頂きました。
その多くは、「太陽と棲む建築士の自邸」のみに関することではなく、全ての零の家に共通していることでした。
例えば、「光と風の計画」・「暮らしに寄り添う大らかでしなやかな間取り」・「シンプルでセンスの良いデザイン」、
そして「自然素材の気持ちの良さと、職人たちの確かな仕事」…
そうした意味で、今回の内覧会は「突出した何かをご覧いただく」というものではなく、
「零の家づくりの根幹と一歩先の未来」をご覧いただくものだったのだと、改めで感じました。
Q5 建物について良くなかったところ、嫌いなところをお書き下さい。
(担当者コメント)
私たちが、アンケートで最も参考にさせて頂いているのが、この項目です。
マイナス面を指摘することは、けして気分の良いものではない中で、記入して頂いたことに感謝いたします。
ご指摘については、真摯に受け止め今後の家づくりの参考にさせて頂きたいと思っております。
また、こちらのご説明不足で、疑問を持たれたままの方も多いようでしたので、必要なご指摘には、
改めて“ご説明”を添えさせて頂きました。ぜひ、合わせてご覧頂ければと思います。
A1 家の中に段差があり、高齢者向きではない感じがする
(ご説明コメント)
確かにこの建物は、竣工段階においてバリアフリーに重点をおいた建物ではありません。
玄関アプローチは階段のみでスロープがなかったり、土間と無垢の床にも高低差があります。
長寿命住宅を考える場合、健康住宅であることはもちろんのこと、小さな子供から高齢者まで、
全ての人にとって障害のない家であることが求められます。棲みながら必要に応じてバリアフリー化を図ることに留まらず、
今後、積極的に取り組んでいきたいテーマの一つでもあります。
また、畳の小上がりのような大きな段差の場合は、障害となる小さな段差とは異なり、“腰掛け”として機能します。
「腰をかけてから畳に移る」「畳に座った状態から床に足をおろして立ち上がる」といった感じで、
かえって膝や腰への負担もだいぶ軽減されるのです。
A2 手の届かない箇所の掃除はどうするのか心配
(ご説明コメント)
梁の上などのお掃除方法ですが、特別なことは何もありません。
はたきでほこりを落とすとか、脚立に上がって掃除をして頂くことになります。
また、柄の長い、首の折れるタイプのハンディモップのような掃除道具もお薦めです。
A3 子供が小さいうちは危険なところもあるかも
(ご説明コメント)
確かに落下の危険のあるところは何箇所かあり、
その対策としての防護ネットなども充分ではなかったかもしれません。。
実生活の上で、新たに対策が必要になるところもいくつかあるかもしれませんね。
不安を感じさせてしまった方には、お詫びいたします。
ちょっと話しが飛躍しますが、全ての危険性を排除した安全な空間が、
子供の成長にとって良い空間かと言うと、必ずしも、そうではないかもしれません。
例えば、「薪ストーブは子供には危険なのでは」とおっしゃる方も多いですが、
実際には、その危険性を判断し避けれるだけの能力は充分備わっていますし、
“炎は熱い”ということを知らずに育っていくことの方がよほど危険だと思ったりもします。
A4 屋根のガラス、バルコニーのアクリルが少々恐い
(ご説明コメント)
安全性は、大丈夫だと分かってはいるものの、動物の本能なのでしょうね…。
改めてこの透明な床と屋根についてご説明させて頂きたいと思います。
まず、透明素材の部分は、本来生活をしていく上で必要なものではありません。
夏の強い日差しを遮ってくれる機能は、従来の軒の出とバルコニーの奥行きで充分です。
ですが、この建物では、外と内を繋ぐ暮らしのために、6間×1間の広々としたバルコニーを設けました。
しかし、この延長部分を木や板金で造ってしまうと貴重な冬の日差しまでをも遮ってしまうことになるため、
透明素材を採用することにしたわけです。
ちなみに子供たちは、心配をよそにとても楽しそうです。
A5 床下収納の湿気はどうなのか
(ご説明コメント)
基本的には、基礎がベタ基礎ですので、まず地中から湿気が上がってくることはありません。
また、床下の空間は、床板で仕切られているとは言え、基礎断熱により室内同様に断熱された空間に在ります。
そのため、常に乾燥状態に保たれており、心配するような湿気を呼ぶことはないのです。
また、今回の建物では、太陽熱ソーラーシステムにより、床下へ風を送り込むため、より良い状態をつくることが可能です。
ところで、この床下収納の優れたところを改めて2点ほどご紹介します。
①新たに納戸や外物置をつくろうとすると、コストも面積も必要になってきますが、この床下収納では、
わずかな工夫とコストで、面積を犠牲にすることもなく、大きな収納を設けることが可能です。
②収納として使うことによって、家族が床下の状態を確認する機会が増え、結果的にメンテナンス性がグンと向上します。
A6 冬の暖房が十分かが気になる
(ご説明コメント)
零の家のほとんどが、横と縦に繋がる開放的な間取りです。
よって、基本的には個別暖房ではなく、家中を温度差なく暖める全館暖房が適しています。
大きな空間を暖めるため、ある程度の時間を要することは否めませんが、
継続的に室内を暖めていくとこを考えると合理的な方法でもあり、
建物内の温度差も少なく、健康的・活動的な快適さを得ることができます。
A7 メンテナンスが大変そう
(ご説明コメント)
木の家のメンテナンスを大変だと思っていらっしゃる方は多いでしょう。
でも実際は、特別大変なことはありません。
ただ、無垢の木や漆喰を使っていることへの、正しい理解と知識は必要になってきます。
そうした自然素材の特性さえ押さえてしまえば、木の家と楽しく付き合っていくことができるのではないでしょうか。
詳しくお知りになりたい方は、自社制作の冊子やお薦めの書籍もありますので、ぜひお声掛け下さい。
A8 外部に用いられている木材は保護塗料が使用されていないように拝見しました。
雨があたってすぐに塗り替え(塗りなおし)が必要になるのではないでしょうか?
(ご説明コメント)
この建物では、外部木部の塗装には『ウッドロングエコ』という木材防護保持剤を塗ってあります。
天然素材だけで出来ているため土壌や水質を汚染することがなく、もちろん人体にも安全です。
また、木材の表面に塗幕をつくり保護する一般的な塗装ではなく、木材に浸透し、木材の性質そのものを酸化させて作用するため、塗り替えの必要はありません。仕上がりの木材の色は、経年変化と相まって、自然な銀白色に変化していきます。
もっと詳しく知りたい方は、「小川耕太郎∞百合子社」のホームページをご覧下さい。
A9 今はなし。暮らしてみないとわからない
(ご説明コメント)
確かにそうかもしれませんね。
春夏秋冬を通して、暮らしながら気付いた点に関しては、
その都度、ブログなどでご報告できればと思っています。
A10 キッチンの流し台の高さは良かったが、ガス台は少し低いほうが良いと思いました
(ご説明コメント)
一般的にキッチンの高さは85cmですが、この家では90cmにしてあります。
もちろん造作キッチンなので、使う人に合わせて高さを調整することは可能です。
ではなぜ90cmにしたかというと、洗い物をする時に、より楽な姿勢を保てる高さをにしたという背景があります。
そのため使う人によっては、ガス台の高さを不便と感じたり、包丁を使うときに違和感を感じることがあるかもしれません。
ご指摘のように、高さに変化をつけるといった方法もありだと思います。
ちょっと横道に反れますが、零の造作キッチンで人気なのが、シンクの下の何もない空間です。
つま先が入るだけで、洗い物をする時の前のめりの姿勢がだいぶ楽になります。
また、キャスターをつけたゴミ箱を入れておいたり、パイプを渡して雑巾を干しておいたりと、
実際の使い勝手がとても好評です。造り込み過ぎないことのメリットが、こんなところにもある訳です。
A11 2階の間取りでの生活のイメージが湧かない
(ご説明コメント)
この建物の2階には、8坪(16畳)の大きなホールと、寝室を兼ねるウォークインクローゼット、お風呂場があります。
大きなホールは、まだ小さな子供達4人の遊び場であり、家族6人の寝室です。
子供達がこれから成長し、“個の空間”が必要になった時には、大きな空間を簡易的に間仕切り、
いくつかのそうした空間をつくる計画です。
ただし、そうした細かな間取りを最初から造り込むことは、後に無駄や、不便さにも変わりかねないため、
フレキシブルに用途を変えていけるしなやかな間取りにしてあるのです。
今回の建物はちょっと極端かも知れませんが、
基本的にそうした考えに基づいた間取り、家づくりがお薦めです。
A12 2階お風呂は年をとってからが大変そう
(ご説明コメント)
2階お風呂のメリットは、まず、1階の間取りの自由度が増し、家族が憩うリビングスペースを広く取れる点にあります。
次に、この家では2階のバルコニーに洗濯物を干すため、服を脱ぐ、洗う、干す、取り込む、たたむ、仕舞うといった動線が、
非常にコンパクトに納まり、大きな洗濯カゴを抱えて階段を上り下りすることもありません。
また、浴室自体を南側に配置しているため、光と風の通りが非常によく、毎日の手入れや管理にも好都合なのです。
一方、デメリットと言えばご指摘にもあるように、1階だけで生活が完結しない点にあります。
また、台所仕事をしながら、洗濯もしちゃいたいという方は、1階にまとまったコンパクトさがあった方が良いでしょう。
いづれにしても、これも正解・不正解ではなく、
住まうご家族の暮らし方や価値観、または、立地などの物理的な要因から判断し、決めていくことだと思っています。
A13 開放的過ぎる。個室も欲しい
(ご説明コメント)
今回の建物をご覧頂いた方で、そう思われた方は多かったかもしれません。
2階があれだけ開放的だと、そう思うのも分かる気もします。
やはり暮らしの中で、個室が必要なシーンはいくつかあるでしょう。
そうした意味で、必要な個室までをも否定したり、必要な個室をつくることへのアレルギー等は全くありません。
家づくりのお話しをしていく中で、それぞれのご家族にあったプランを一緒に描いていければと思っています。
ただ、個室を廊下で繋ぎ、家族を下宿人にしてしますような家づくりはしたくないと、考えています。
A14 ちょっとした押入れがあるといいかな…
(ご説明コメント)
ウォークインクローゼットを始め、床下収納や小屋裏収納など、この家には充分な収納能力が備わっています。
しかし、押入れの形態をとった収納は一箇所もありません。
押入れに限らず収納には大きく分けて、「造り付け」と「置き家具」とがあります。
それぞれに特徴があり、一概に良し悪しを論ずることには意味がありませんが、
私たちが家づくりにおいて注意していることは、造り込み過ぎないということです。
言い方を変えれば、自由度を残しておくということでもあるでしょう。
また、無垢材の手作りの家だからといって、全てをそれに合わせる必要もないのでは?とも、思っています。
もし、今お使いの古い家具があるのであれば、ぜひ新しい家でも使って頂きたいし、既成のもので、長く使えるものがあれば、そうしたものを買い求めるのもお薦めです。
「でも、木の家には合わないからな~」と悩むことがあれば、家具のリフォームも喜んで承ります。
家も家具も、なが~く使っていただけることが、私たちの願いです。
A15 バルコニーの物干しの高さが高い
(ご説明コメント)
2階のバルコニーの幅いっぱいに物干し用にステンレスパイプを取り付けた訳ですが、
確かに、ちょっと高くて干し難そうと感じられた方もいらっしゃるかも知れません。
反面、低く取り付けることによって、開放感を失ってしまうこともしたくないのも事実です。
そうした中で今回は、物干し場以外でのバルコニーの使用も大切に考え、
なるべくシンプルに、スッキリと収めるために梁の下場に直接取り付けることを選びました。
それぞれご自身の家づくりにおける優先順位がありますので、正解・不正解はありません。
また、今回の建物でいうと、それらを両立させる方法として、
① 「高さの変えられる物干し器具を採用する」
② 「前後2本ある同じ高さのパイプを、高さに変化をつけて取り付ける」
といった方法が考えられます。
ぜひ皆さんの家づくりの、ご参考にして下さい。
Q6 陶芸・木工・金属の企画展『空の下、地面の上』のご感想をお聞かせ下さい。
(担当者コメント)
零の家がそうであるように、木や土や金属のありのままの姿を伝えるために、
作家さんの想いやイメージ、技術によって表現されたものが今回のコラボ展でした。
3回のワークショップも含めて、素材の魅力、造型の魅力に触れ、
感じ取ってもらえる機会を設けることができたことは、とても有意義だった思っています。
ご協力いただきました作家さんには、改めて感謝いたします。
Q9 当社について、どのような印象・イメージをお持ちですか?
(担当者コメント)
この質問に対する記入も、大いに参考にさせて頂いています。
皆さんの声が、自分たちが目指している姿への道標となるからです。
また、自分たちでは気付かなかった新たな零の側面に気付かされることも多くあります。
残念ながら、マイナス面をご記入下さる方はいらっしゃらなかった訳ですが、
そこはシビアに自己分析をした上で、頂いた皆さんからの声を糧に、進んでいきたいと思います。
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