
私達は「いい家は高い」の常識に挑戦しています。
そのためのさまざまな工夫や取り組みをしています。
@営業経費を少なく
零には営業マンが一人もいません。
展示場もなければ、豪華なパンフレットすらありません。
つまり、最小限の経費だけで営業しています。
少しいやらしいのですが、計算してみました。
営業マンの年収が500万円と仮定。
会社は福利厚生や車両などの経費を計上すると、
経費は倍の営業マン一人当たり1,000万円
一人年間10棟契約するとして一棟あたり100万円。
土地含め5,000万円の豪華な展示場を5年間使うと仮定。
(実際は5年も使われていないようです。)
一年当たり1,000万円
展示場維持費が月約50万円で年間600万円
1,000万円+600万円=合計1,600万円/年
一年に展示場ひとつ当たり20棟契約するとして
一棟あたり80万円
パンフレットや粗品、見学会の景品、折込チラシ、テレビCM、
じゃんけん大会や現金つかみ取りなどのイベントの経費
・・・・・
一棟当たり200万円〜500万円はかかることに。
すべて、建て主であるあなたに負担が掛かってしまう。
建てなかった人の分まで全部。
坪単価 という曖昧な数字の中にすべて含まれてしまうのはとても悲しい。
だから、私達は展示場をつくりません。
営業マンを雇いません。
クチコミとこの自分達で作ったHP、
簡単な自作チラシと
時々載せて頂くフリーペーパーの広告(これも自分達でデザイン)ぐらいです。
A合理的な設計
坪単価と言う言葉があります。坪単価50万円なら40坪で2000万円です。
でも、当たり前ですが、同じ40坪でもデコボコの40坪と
総二階の40坪では数百万も差が出ます。
架構(骨組み)が単純になる設計と複雑に間くずれしている設計でも
木材その他の金額は大きく差が出ます。
私達は使い勝手やデザインだけでなく
コストを頭に入れた設計を心がけています。
B仕様の合理化
設計だけでなく、各仕様も合理化しています。
たとえば部材の統一
使用する部材の種類を減らし同じ部材をいろいろなところで使用します。
壁の下地で余った材料と天井で足りない材料が同じなので
無駄に発注する材料が減るのです。
余った材料のゴミも減ります。
余った床板を押入れの棚板に使用します。
そこには節のある材料・色の悪い材料を積極的に使います。
見えないからってこんな材料使いやがって、って怒らないでください。
見た目以外はまったく支障のない材料だから
見えないところに積極的に使いたいのです。
命ある材料ですから無駄にはしません。
C無節信仰からの脱却
昔から日本人は節のない白木を好みます。
でも、それが日本の住宅の単価を上げてしまっている原因の一つになっているんです。
ニセモノの木が広まった原因のひとつでもあります。
私達は節のある木
構造上支障のない程度の割れがある木を積極的に使います。
だって、木ですから。枝が合って葉っぱがあって、
節があるのは当然です。
重要なのはその節のある木をどう美しく見せるかです。
構造上意味のないところに高価な大黒柱を入れるのもほとんどしません。
その予算があるなら、見えないところでも重要な所に太くて節だらけの柱を使いたいです。
梁もなるべく自然のままで太鼓梁を多く使います。
梁を四角く加工すると言うことは
加工する手間も掛かるし、せっかくの太い材料を細くして弱くしてしまうからです。
丸太に近ければそれだけ安くて丈夫な材料だということです。
D材料の仕入れ
材料の仕入れを常に工夫しています。
まず、木材は森林組合などから直接買う様にしています。
通常は
山元→製材所→木材市場→問屋→材木屋さん→(プレカット工場)→工務店
のところを
森林組合(製材設備を持つ)→零
となるべく流通をシンプルに心がけています。
当然デメリットはあります。
FAX一枚で発注して、後はお任せ、というわけではないし、
木を良し悪し見る目・乾燥などの知識が必要です。手間も掛かります。
山によって木の特性が違うので、
一棟当たり5ヶ所くらいから取り寄せるので管理も大変です。
しかし、その経費を計上しても結果的に安いし、建築への必要な勉強になります。
Eお客様への説明
住宅はクレーム産業と言われます。
引き渡した後に色々問題がでるので、
あらかじめそのアフターメンテナンス予算を計上しているのが一般的です。
特に自然素材はクレームが多いです。
でも、そのクレームの半分以上はきちんと説明すれば当たり前のものなんです。
木は呼吸します。動きます。 多少の床なりはします。
乾燥材を使っても多少柱や梁が割れることがあります。ニセモノではない証拠です。
塗り壁にひびが入ることもあります。
クレームのたびに毎回床を張り替えていては経費がいくらあっても足りません。
お客様にきちんと理解してもらえれば、無駄な経費をかけることはないのです。
また、一生に一度の家作り、気合が入りすぎて
階段手すりのデザインのひとつや、
棚の高さを一ミリ単位で指定してくださる方もいます。
失礼ですが場合によっては丁重にお断りさせていただいく場合もあります。
ある程度信頼してお任せしていただくことで
合理的な建築が出来ることも多いのです。
*参考設計モデルケースプラン(TIFF)